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歴史・寺社仏閣

市指定文化財 親鸞伝絵

 紙本着色  絵巻物  全四巻
 真宗(浄土真宗)の開祖である親鸞聖人の一代の伝記を描いた絵巻である。元来この絵巻物は、聖人の曽孫にあたる本願寺三世の覚如が、鎌倉時代の永仁3年に全13段の二巻本を撰述し、絵は康楽寺法眼浄賀に描かせたのが、その最初と言われる。
 この最初の永仁本は建武3年(1336)の南北朝戦乱で焼失したという。しかし覚如は一段を増補して、全14段もの一本(西本願寺本)と二段増補した全15段もの一本(東本願寺本)をおのおの作成している。光明寺本(本文化財)は、東本願寺本の系統に属し、大和絵の伝統を踏襲しつつ、画風は水彩画のようなさわやかで流麗な筆さばきで描かれている。製作者名は明らかでないが、製作地は京都であると考えられ、制作年代は近世中期と推定される。
 県内でも数少くない貴重な遺品で、特に本市は親鸞聖人の生涯、及び真宗教団史でも重要なところであり、その中で直弟子の明空開基の寺院に伝えられてきたことの意味は大きく大切な文化財である。

住所
〒304-0067
下妻市下妻乙350
電話番号
0296-44-2367
アクセス
関東鉄道常総線下妻駅から徒歩で約5分
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